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RC造を採用して耐震性やデザイン性の高いお家を実現したFさま邸。通りに対して角度をつけて建物を配置したことで、南からの陽差しがたっぷりとリビングに差し込む空間となっています。

RC住宅の特徴を生かした室内空間にしたいというFさまのご希望に応えて、リビングにコンクリートの壁を配してインテリアのアクセントに。コンクリート打ちっ放しの質感が存在感を放っています。

遮音性の高さもFさまがRC造を望まれた理由のひとつ。

壁に囲まれたスペースは、奥さまが実家から持ってきたかったというピアノも周囲のお家を気にすることなく楽しめる場所となっています。

栗原は“視線の抜け道”も提案しました。テレビ背面の壁とキッチンの壁面に横長の窓を設置。デザインのアクセントになるとともに、視線が外へ抜けることで部屋の広がりを感じることができます。
「打ち合わせの時点ではわからなかったんですが、実際に暮らし始めてみると窓の外に綺麗な木や月も見えて、気に入っています」。

キッチンは奥行きと幅を十分に確保して余裕のある空間に設計。カウンター下に収納を集めて壁面に吊り戸棚を設けていないので、広がりを感じられるスペースとなっています。

お子さんとのキッチンでの作業も楽しい時間になりますね。

2階にはご主人のご要望に応えて陽当たりが良く快適に過ごせるワークスペースを設置。

ワークスペースは寝室から近く、作業中でも家族とのコミュニケーションを図りやすい場所になっています。

2階の独立した手洗い・洗面スペースもご主人のご要望。
「夜、寝る前の子どもの歯磨きや朝の忙しい時間に支度するときにも便利ですね」。

デザイン性と暮らしやすさを実現したRC住宅で新しい生活をスタートしています。