四日市スタジオで設計を担当する栗原。今回はコンパクトな住宅での快適な暮らしをおくれるアイデアを盛り込んで設計した平屋のお家をご紹介します。

建築面積15坪弱の平屋で、ご夫婦2人でのゆったりとした暮らしを望まれる施主さまのご依頼を受けた栗原。LDKと主寝室2部屋というシンプルな間取りの中で、快適な生活をおくれるリビングスペースをご提案しました。

テレビボードから窓側へと室内を囲むように繋がるカウンター。ソファに座って過ごしている時間が長い暮らしを想定して、ソファから手の届く範囲にさまざまなモノを置いておくことができる場所となっています。

カウンターの上に設けた広い窓や梁見せを配した勾配天井は空間に広がりをもたらしてくれる設計アイデア。暮らしやすさを優先した広さのリビングでもゆとりのある時間を過ごすことができます。

また、ご夫婦の寝室は2部屋に分けて設計。睡眠の質は人それぞれ違いがありますので、年代を問わず、寝室を別々に設けるという選択肢も検討の価値があります。

「どのようなライフスタイルでの暮らしをおくろうと望んでみえるのかをしっかりと把握して、お家の広さに合わせて快適な生活を実現する設計プランをご提案させていただきます」と栗原。豊富なアイデアの引き出しを活用して設計にあたっています。